FMF検査
検査自体は、本当に普通のエコーと同じでした。昭和大学から専門の先生が来てくれて、おなかをチェック。違うことと言えば、いつもは白黒のエコーですが、血流の流れ?などの確認の為に、エコーの中に赤や青のカラフルな線(血管?)が見えました。ただ、まだ赤ちゃん自体も小さく、見ていてもそれが一体何なのか、さっぱり分かりませんでした。
検査終了後一度待合室に戻されて、5分後くらいに再度呼ばれます。
検査結果
Fetal heart activity:visualised
Fetal heart rate:161bpm
CRL:73.9mm
NT:1.4mm
Doctus Venosus PI:1.550
Nasal bone:present
Tricuspid Doppler:normal
で、このうちDoctus Venosus PIのみが基準値をはみだしており、年齢から見るダウン症の確率より、結果が高く出てしまいました。
私の年齢から見る平均の確率 私の確率
トリソミー21 1/671 1/531
トリソミー18 1/7918 1/3495
トリソミー13 1/18640 1/11966
先生の話によると、決して確率が高いわけではないが、Doctus Venosus PIの数値以外は正常でこの数値によって、確率が上がっているので非常に難しい。また確定診断をうけるのであれば、羊水検査になるが、その検査流産の確率は1/300で今のダウン症が生まれる確率(1/531)よりも高いとのことでした。
正直、健康体で産まれてきてくれた今思えば、1/531と言う数値でも十分安心なんですが、(もちろん100%0と言うわけではありません。)当時は、1/10000くらいの結果が聞けると思い込んでいたので非常にショックでした。
今後の方針
今後の方針として、提案は3つでした。
1.このまま検査結果を受けとめて、妊娠を続行
2.どちらか一つでいいと言われていたけどもう一つのオプション検査、血液検査を試してみて他の側面から確率を見る(費用3万円)
3.羊水検査をして確実に異常がないかを調べる(費用20万円前後:他の病院に紹介状を書いてもらう必要あり)
私達はどれを選択したか
結論として、私達は
1.このまま続行
を選択しました。正直確率が羊水検査の流産の確率よりも高かったら羊水検査をしていらかもしれません。ただ、それよりも低いし、もし2の血液検査を受けたとしても結局100%ではないわけだし、もうそんな事言ったら、ダウン症じゃなかったからと言って他の病気の可能性だってあるわけだし、たとえどんな病気であっても受け止めようと思いました。
また、心のどこかで羊水検査をして良くない結果が出た時、自分がどうしたいのか(産むのか産まないのか)、自分では決められなかったと言うのも正直な気持ちです。
アスクドクター
もう一つ、このまま続行しようと決断した理由の一つに、アスクドクターで質問したのが大きかったです。
こちら有料ですが、病気など体の不安に対して様々な科のお医者様が回答してくださるサイトで、1ヶ月300円だったので相談してみました。すぐに4人の先生から回答をいただけて、総合判断した結果、そこまで心配する必要はないと言う話をいただけました。
やはり、産婦人科のドクターとしては100%大丈夫です!ということは言うことができません。
なので、悪くいうと私達が不安になるようなことも、話したりすることがあると思います。それを踏まえて、ご自身で考える必要があります。
出生前検査を受ける際の注意点
今回の反省点として、私は
「悪い結果が出たときの、判断を結果が出てから考えよう」としたことがいけませんでした。
どちらの判断(産む、産まない)であれ、事前に両親が話し合って決めておくことが大切だと感じました。
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